2025年11月7日、元俳優の新井浩文さんが約7年ぶりに舞台で復帰することが発表されました。
赤堀雅秋さん演出の新作一人舞台「日本対俺2」に日替わりゲストとして出演し、
12月22日から28日まで東京・下北沢の「ザ・スズナリ」で上演されます。
強制性交罪で2020年に懲役4年の実刑判決を受け、2024年7月に仮釈放された新井さん。
その復帰に注目が集まる中、今回は新井浩文さんの家族構成や本名、
在日韓国人としての背景、そして交際遍歴まで詳しく解説します。
新井浩文のプロフィール!

- 名前: 新井浩文(あらい・ひろふみ)
- 本名: 朴慶培(パク・キョンベ)
- 生年月日: 1979年1月18日
- 出身地: 青森県弘前市
- 国籍: 大韓民国
- 身長: 181cm
- 血液型: A型
新井浩文さんは2001年に映画「GO」で俳優デビュー。
2002年には映画「青い春」で松田龍平さんとW主演を務め、高崎映画祭最優秀新人男優賞を受賞しました。
その後、「アウトレイジ ビヨンド」「百円の恋」「真田丸」など数多くの作品に出演し、
演技派俳優として確固たる地位を築いてきました。
新井浩文の家族構成!

新井浩文さんの実家は、祖母・父親・母親・新井さん・妹の5人家族でした。
父親は東京に単身赴任
新井さんの父親は仕事の都合で東京に単身赴任していたため、
実家には祖母、母親、妹と新井さんの4人で生活していました。
家にいる男性は新井さんだけという環境で、女性に囲まれて育ったことになります。
青森県弘前市の実家
新井さんの実家は青森県弘前市にあります。
弘前市は青森県の中心的な都市で、弘前城や桜の名所として知られています。
新井さんは地元の弘前市立第一中学校、青森県立弘前実業高校に通いました。
高校時代は卓球で全国大会に出場するほどの実力者でしたが、
成績はオール1だったこともあるほど勉強は苦手だったようです。
妹がいる
新井さんには妹がいることが知られていますが、一般人のため詳細な情報は公表されていません。
祖母、母親、妹という女性3人に囲まれて育った新井さんは、
家族の中で唯一の男性として過ごしていました。
地元との温かい繋がり
新井さんは上京後も地元との繋がりを大切にしており、
地元の知人から毎年りんごを送ってもらっていたそうです。
新井さん自身も「東京で買うモノと全然味が違う」と地元のりんごの美味しさを語っていました。
本名は朴慶培(パク・キョンベ)―在日韓国人3世としての背景

新井浩文さんは在日韓国人3世で、本名は**朴慶培(パク・キョンベ)**といいます。
朝鮮籍から韓国籍への変更
新井さんは元々「朝鮮籍」でしたが、2005年に韓国籍に変更しています。
「朝鮮籍」とは北朝鮮国籍を意味するわけではありません。
戦後、朝鮮半島が独立した際に日本国籍を喪失した朝鮮出身者で、
その後も日本に居住している方について便宜上「朝鮮籍」としているものです。
新井さんの祖父母の時代に朝鮮半島から日本へ渡ってきた際、
韓国籍なのか北朝鮮籍なのか判別が難しかったため一括りにされていたようです。
新井さんが朝鮮籍から韓国籍に変更した理由は、仕事で韓国に行く機会があったためです。
朝鮮籍ではパスポートを作ることができず、国際的な活動に支障があったことが背景にあります。
日本国籍を選ばなかった理由
在日韓国人の場合、韓国籍か日本国籍を選ぶことができますが、新井さんは韓国籍を選びました。
その理由について新井さんは「日本生まれの韓国人俳優は僕以外にいない」と語っています。
新井さんは日本で育ったため韓国語は話せませんが、
韓国映画で日本語を話す役が必要な時には出演したいという意向を示していました。
映画「ゲルマニウムの夜」でソウル映画祭に招待された際、
今後韓国でも仕事をしていきたいという思いを強くしたようです。
「新井」という通名について
外国籍の方は国内で使える通名があり、新井浩文という名前は通名です。
「新井」という名字は在日韓国人の通名としてよく使われる漢字で、
韓国では「朴」という名字の方が使うことが多いとされています。実際、新井さんの本名も朴慶培です。
家族も韓国籍を選択
新井さんの家族も同時に韓国籍にしているようで、一族としてルーツに誇りを持っていることが伺えます。
在日韓国人として差別を受けた可能性もありますが、新井さん自身はそうした差別エピソードを語っていません。
生い立ちと俳優への道

平和主義者だった学生時代
新井さんは中学・高校時代、よく因縁をつけられて喧嘩を売られましたが、
平和主義のタイプだったため謝って回避していたそうです。
強面の外見とは裏腹に、争いを避ける穏やかな性格だったことがわかります。
卓球で全国大会出場
新井さんは小学4年生の時から卓球を始め、高校時代には全国大会に出場するほどの実力者でした。
スポーツで培った集中力や精神力は、後の俳優活動にも活かされたのかもしれません。
漠然とした憧れで上京
新井さんは漠然と芸能関係に憧れており、日本映画学校に進学したいと考えていました。
しかし、遅刻が多かったため教師に推薦できないと言われ、断念。
高校を中退し、「有名になりたい」という思いで19歳の時に上京しました。
大楠道代の付き人から俳優デビュー
上京後、上町の屋台で映画プロデューサーの荒戸源次郎さんと知り合い、
女優・大楠道代さんの付き人となります。
この出会いが新井さんの俳優人生の始まりでした。
2001年、映画「GO」で在日朝鮮人役として俳優デビュー。
2002年には映画「青い春」で松田龍平さんとW主演を務め、
高崎映画祭最優秀新人男優賞を受賞。演技派俳優としての地位を確立していきました。
交際遍歴―「若手女優キラー」の異名

新井浩文さんは独身で、結婚歴も子供もいません。
しかし、これまでに数多くの女優との交際が報じられ、「若手女優キラー」という異名で知られていました。
池脇千鶴(2004年)
2004年、女優の池脇千鶴さんとの交際がFLASHで報じられました。
池脇さんは「ジョゼと虎と魚たち」などで知られる実力派女優です。
坂本美雨(2007年頃)
2007年頃には、音楽家・坂本龍一さんと歌手・矢野顕子さんの娘である坂本美雨さんとの交際が噂されました。
二階堂ふみ(2013年)
2013年、15歳年下の女優・二階堂ふみさんとの交際が報じられました。
きっかけは映画「ヒミズ」での共演で、新井さんの方がゾッコンだったと言われています。
新井さんは「演技がダメになるような相手とはお付き合いしません」と真剣交際を認めるような発言をしており、
当時の二階堂さんの左手薬指に指輪がつけられていたことから結婚間近とも噂されました。
しかし、2014年には破局した模様です。
夏帆(2016年〜2018年)
2016年5月、新井さんは女優の夏帆さんとの熱愛をFRIDAYに報じられました。
熱愛写真が撮られたのは母の日で、夏帆さんのお母さんも一緒にお蕎麦屋さんでデートをしていました。
一般人である母親と「母の日」に一緒に過ごすというのは、真剣交際の証と言えるでしょう。
新井さんは「母親も一緒だからカメラには気をつけていた」と語っており、
後ろをずっと気にしていたものの、前から撮られてしまったとのことです。
2018年には2人のデートを目撃した芸能関係者が
「長年連れ添った夫婦のような雰囲気を醸し出していました。順調なんだなと思いましたよ。
もしかして、ゴールインも近いのかなって感じがしました」と語っていました。
しかし、その後に事件が起こり、交際は自然消滅したと見られています。
結婚願望について
映画「葛城事件」で共演した三浦友和さんから「結婚願望とかあるんですか?」と問われた新井さん。
好みの女性のタイプを聞かれると「女子高生くらい若い女性」と答えていました。
新井さんは遊び人というよりは、様々な女優さんと「本気」で付き合ってきた印象があります。
真剣に向き合うからこそ、多くの女性と交際してきたのかもしれません。
事件から仮釈放、そして復帰へ

2019年2月逮捕
2019年2月1日、新井さんは自宅で派遣マッサージ店の女性従業員に対する強制性交の疑いで逮捕されました。
当時はスポーツ紙で号外が出るほど大きな騒ぎになりました。
2020年懲役4年の実刑判決確定
2019年12月の一審判決では懲役5年の実刑判決でしたが、即日控訴。
被害女性とは示談交渉を進め、2000万円もの和解金を提示したことが話題になりました。
最終的に女性側は慰謝料300万円で和解に応じましたが、
刑期短縮につながる「宥恕」(被害者が加害者の罪を許すこと)は示されませんでした。
2020年11月17日、東京高等裁判所の公判で懲役4年の実刑判決が言い渡され、
控訴せずに12月2日付で判決が確定しました。
2024年7月仮釈放
新井さんは静岡刑務所に収監されていましたが、2024年7月に仮釈放されたことが報じられました。
出所後の新井さんは激痩せした姿が目撃されており、手首の骨が浮き出て見えるほどだったといいます。
長髪がトレードマークだった新井さんですが、出所後は髪を短くしており、
黒いハットを目深に被って散歩する姿が確認されています。
降谷建志との交流
出所後、新井さんはドラゴンアッシュの降谷建志さんと再会したことが報じられています。
降谷さんは自身のSNSに新井さんとのツーショット写真を投稿し、
「おかえり」とハートマークとともにメッセージを送りました。
降谷さんのライブには「ファミリーの一員として専用席を用意」されており、
新井さんを支える友人たちの存在が明らかになっています。
2025年11月、舞台復帰発表
そして2025年11月7日正午、新井浩文さんが約7年ぶりに俳優として復帰することが発表されました。
劇作家・演出家として知られる赤堀雅秋さんの新作一人舞台「日本対俺2」に日替わりゲストとして出演します。
上演は12月22日から28日まで、東京・下北沢の「ザ・スズナリ」で行われます。
この作品は、赤堀さんが自ら一人芝居を演じ、映画監督・山下敦弘さんによる撮り下ろし
ロードムービー映像を交互に展開する構成となっています。
舞台と映像が交錯する独自の演出で、観客に”現在進行形の物語”を体感させる試みです。
新井さんが復帰の場として舞台を選んだことには、直接的な反応を受け止める覚悟があると考えられます。
演劇の世界は、映像に比べて観客との距離が近く、失敗や成功がその場で共有されるためです。
赤堀雅秋さんの作品は、社会の中で孤立した人物や現代の矛盾を描くことが多く、
今回の舞台では出演者それぞれが「自分自身」と対峙する構成が特徴です。
社会復帰の象徴的場面としても重なる内容となっており、
観客にとっては俳優個人の人生と作品テーマが交差する瞬間を目撃する体験になるでしょう。
復帰に向けた周囲のサポート
週刊文春の報道によれば、新井さんと親しい演出家が来年以降の舞台出演を依頼し、
本人も快諾したとの証言があります。
また、「モテキ」や「バクマン。」などで新井さんを起用していた大根仁監督が再起用を
検討している可能性も指摘されています。
新井さん本人は仮釈放後のインタビューで
「満期になったら、(俳優に)戻るんだったら戻るでやるし、
戻らないんだったら戻らないで終わりじゃないですか。それだけなんで」と語っており、
復帰への意志を示唆していました。
まとめ
新井浩文さんは、青森県弘前市で祖母、父親、母親、妹の5人家族で育ちました。
在日韓国人3世として、本名は朴慶培(パク・キョンベ)。
2005年に朝鮮籍から韓国籍に変更し、
「日本生まれの韓国人俳優」として独自のアイデンティティを持ち続けてきました。
父親が東京に単身赴任していたため、女性に囲まれて育った新井さん。
地元の知人からりんごが届くなど、温かい家族関係の中で育ちました。
卓球で全国大会に出場するほどの実力者でしたが、漠然とした「有名になりたい」という思いで19歳で上京。
大楠道代さんの付き人から俳優への道を歩み始めました。
2019年の逮捕から2020年の実刑判決確定、そして2024年の仮釈放を経て、
2025年11月に約7年ぶりの舞台復帰が発表されました。
下北沢ザ・スズナリで12月22日から28日まで上演される「日本対俺2」への出演は、
新井さんにとって俳優人生の新たなスタートとなります。
演技派俳優として高い評価を受けてきた新井浩文さん。社会復帰後の活動に注目が集まります。




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